予防接種のメリット
1.治療しにくい感染症から免疫が未熟な子どもを守る(感染症とその合併症の予防)
2.周囲の人への感染を防ぐ(社会全体の流行予防)
3.予防に要する費用は治療に要する費用よりも少ない(医療費の削減)
よくあるご質問
Q1 なぜ予防接種は必要なの?
子どもは感染症にかかりやすく、体にかかる負担も大きいため重症化することが珍しくありません。まれに重い後遺症を残すことや、最悪死に至ることもあります。
多くの感染症はウイルスによるものですが、ウイルスそのものをやっつけるお薬はあまりありません(抗生物質はウイルスには効きません)。
予防接種は最も有効なウイルス感染症対策なのです。
Q2 赤ちゃんや小さい子どもに注射しても大丈夫?
予防接種に使うワクチンはごく微量で、赤ちゃんの体に大きな負担はかかりません。昔に比べ、現在のワクチンは非常に安全性が高くなっています。
接種の後に、熱が出たり、機嫌が悪くなったり、腫れたりすることがありますが、そのほとんどが2〜3日で自然に消えてしまいます。このような症状を副反応と言います。ほとんどが免疫反応による一時的な症状で、本当に感染症にかかるリスクに比べると症状は軽く、重度の副反応はきわめてまれです。
また、当院ではワクチンの同時接種を推奨しています。ワクチン接種率の向上、保護者の経済的および時間的負担の軽減、早期からワクチンの予防効果が及ぶ病気から子どもを守れるメリットを得られます。詳しくは日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方をご覧ください。
Q3 どうやって接種すればいいの?
当院では電話などでの予約制を取り、感染症患者の診察と重なることなく予防接種だけの時間帯を設けています。
お電話については、外来の混雑具合によっては対応が難しい場合があります。8:30〜9:00または11:00〜12:00の時間帯が比較的スムーズに対応可能です。
予約日に受診する際には、@母子健康手帳およびA接種券・予防接種予診票(自費・任意接種用の予診表は当院にあります)を忘れずに持参してください。
『どういう順番で接種すればよいのか』『接種の間隔がわからない』『接種による副反応が気になる』『咳や鼻水が出ているが接種できるか』『接種した後に気になる症状が出た』などの相談がありましたら、小児科医師へご相談下さい。
また、四国中央市の各保健センターでも同様のご相談が可能です。
【関連リンク】外部サイト
・日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール
・Vaccination Schedule Recommended by the Japan Pediatrics Society
・日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方
・ワクチン接種を受ける人へのガイド(医薬品医療機器総合機関PMDA)
・四国中央市子育て応援隊
接種のご案内
接種日時
・毎週火曜日 14:00より(16:00で受付終了)
・予約制(小児科外来窓口または電話で受付します)
外来の混雑具合によっては、電話対応が難しい場合があります。
8:30〜9:00または11:00〜12:00の時間帯が比較的スムーズに対応可能です。
必要なもの
@母子健康手帳
A接種券・予防接種予診票(自費・任意接種用の予診表は当院にあります)